私にも不妊の経験がありますが、お正月は年賀状が辛い。
赤ちゃんの写真がきつい。
毎年、毎年、家族が増えてる写真入り年賀状をもらうのがきつい…
そんな「あるある」を以前にブログに書きました。
ひとつずつ説明しますね。
怒りの下には別の感情がひそんでいる
怒りはものすごくストレートな、分かりやすい表現です。
ですが、強く、破壊的で攻撃的な表現なので、関係を壊しかねない場合も。
(これを回避するために、アンガーマネージメントなども流行りましたよね)
怒りの下には「悲しみ」「期待」「喪失感」「罪悪感」「失望」などの感情があります。
怒りは二次感情なので、その下にあるこれらの感情に気づくことが大切です。
感情に気づくのが、難しい人がいます。
私は「怒り」は出しやすいタイプですが、その下の感情に、ずいぶん長い間フタをして生きてきました。
だから感情を感じることが実は苦手だったと、やっとこの頃気がついたところです。
自分を守るために、こうして生きてきたのですが、怒りの下の気持ちを、人生での長い時間、放置してきました。
感情は気がついたら、ただ、感じるしかありません。
感じきると、その感情は「成仏」します。
アタマで考えずに。
ただただ感じる、それだけでOK。
「ニーズ」という依存の態度
先の引用でも書いていた
これ、すべて「私のことを分かってよ!」「私を愛してよ!」「私をもっと大事に扱ってよ!」というニーズの感情なのです。
ニーズって、おさなごの感情です。
小さい子供がお母さんに求めて、でもそれに応じてもらえなかったら拗ねたり、ダダをこねる、あの幼子の感情です。
これは魂の成長過程で見ると、依存の態度になります。
依存というと、「薬物依存」とか「買い物依存」「セックス依存」とか。
悪いイメージを抱きがちですが、これらも「私のこと分かってよ!」「私を愛してよ」「私をもっと大事に扱ってよ」という
幼少期に満たされていない感情が根っこにあるのです。
赤ちゃんの写真入りの年賀状が来て、
私が不妊で悩んでるっていうのに…
何の気遣いもなく年賀状を送ってくる人への
「私のこと、分かってよ!」という思い…
年賀状も、赤ちゃんの写真も、それを送ってきた人も、そのことで傷つく人も、
みんな無実。
ただ、やることは「私のことを分かってよ!」「私を愛してよ!」「私をもっと大事に扱ってよ!」という幼少期に置き去りにしてきたニーズの感情を感じてあげる。
それだけなんです。