デリケートゾーンのことや性のことは明るく伝えよう!と、私は大きな声で言っています。
暗いと、秘密っぽいでしょ。
明るく、カラッと、当たり前のこととして伝えることが鉄則です。
明るく伝えるためには、私たち大人が性への抵抗心を取り去る必要があります。
自分自身が性について「恥ずかしいこと」「口にしてはいけないこと」という観念があると、明るく話すのは難しいですもんね。
顔がこわばりながら、緊張しながら話す大人の、ふとした表情や心の中を、子供は見抜きますから。
性を語ることに抵抗があると、実は、こんなことにも影響が…
では、性への抵抗がどこから来ているのか?というと、多くは私たちが育った幼少期の家庭環境に起因します。
- 親が性について厳格だった
- 性器のことで疑問や心配事があっても、聞いてもらえる雰囲気がなく、1人で悩んでいた
- 両親が不仲で、相談できる環境ではなかった など
そして性にまつわる体験にも関係があります。
- 性のことを話題にした時に笑われた、馬鹿にされた、恥ずかしい思いをした
- 不幸な恋愛、不幸な女性としての身体的経験
- 性被害に遭った など
だから、傷ついた心と体を癒すことも、とても大切。
大人が癒されることが、子供の未来を守ることにもつながります。
性の幸せと健康を、子供に手渡すことになるのです。